こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。地元を撮り続ける『ジモグラファー』そして夕日を撮る『かたわれどきフォトグラファー』やってます。
冬の北陸は天気がコロコロ変わります。ずっと雨続きだったのが急に晴天になって、また翌日には荒天に戻るなんてこともザラ。この日は奇跡的な晴天でした。
ジモグラファーって?
ジモグラファーは『地元』+『フォトグラファー』の造語。地元を撮り続けるフォトグラファーの意味です。
ジモグラファーに関する詳しい内容はこちらから。
今回の記事以外にもいろいろな写真を撮影しているので見てもらえると嬉しいです。
年賀状仕舞いの準備
子どもの頃はお正月が楽しみで、ワクワクしながら過ごしていた年末。大人になると年内に足らないといけない事が山積みで、年越しが待ち遠しいというよりも、あと数日待って欲しいって気持ちの方が多くなりました。
そして今年はこれまで続けてきた年賀状も終える準備を進めました。いわゆる「年賀状仕舞い」ってやつです。
多い時は250枚ほどあった年賀状。これ以上多くなるとまずいと思って、少しずつ送る枚数を減らしてきました。そして2022年末は流行病にかかり年賀状の準備もできず途切れた人も何人か。
そんな中、郵便料金の値上げのニュース。これは年賀状仕舞いをするいいきっかけだと思い今回の年賀状で年賀状仕舞いの案内をさせてもらいました。
ほとんどの知り合いはSNSやLineで繋がっているから、年賀状で改めてつながる必要もないし、何より年末の重い義務感から解放される喜びを感じたくて決断しました。
古いものを大切にする心は大事にするべきだと思いますが、そのためにボクの生活にマイナスの感情が入ってくることは避けないと。仕事関連や友達との年賀状はおしまいとさせてもらいますが、親戚との年賀状はこれからも細々と続けていきたいと思います。
年賀状だけじゃなく、時代の流れとともに縮小された文化はたくさんあります。餅つきや初詣、最近では除夜の鐘も騒音問題で縮小しつつあるとか。
必要以上にノスタルジーに浸るべきではないと思ってるので、いたずらに昔から続く伝統を残すべき、とは考えていません。ただ大切なのは根底に流れている考え方や感じ方なんじゃないかと思っています。
例えば、初詣に行くのはおみくじやお神酒を飲みにいくのではなく、昨年一年無事に過ごせたことに感謝、御礼しに行くことを理解しないといけません。
久しぶりに地元を歩いていると、あちこちの空き家が壊されて更地になっていました。空き家放置の問題を国も問題視し法整備も進められているので、その流れなのかもしれません。そんな更地になった場所をただ眺めるのではなく、マイナスをプラスに変換する方法を考えたいですね。
2020年から2023年は流行病のせいでこれまでのつながりが一旦切断された時期でした。そのつながりをこれまでと同じように繋げていくのではなく、2024年からの新しい繋がりとして再構築していきたいですね。
2024年からやるまい会も再始動させないとダメだし、空白の4年間を乗り越えた先にどんな未来があるのか楽しみでしかありません。できればそんな未来を、この危機を乗り越えたみんなと一緒に考えたいですね^^
一年の最後の最後にこんな素敵な景色を見れたことに感謝しかありません!本年もよろしくお願いします^^
撮影機材
ライカM10とフォクトレンダーのULTRON 35mm F2で撮影しました。
最後に
10年後にもう一度見返したくなる風景を撮り続けたいです。